インスタグラムからの記事の転載です。
溶連菌 と言われる人が増えているようです。個人的には絶対違うだろうという人がほとんどですが。
blog担当補足
イラスト内にもありますが、溶連菌はいても悪さをしていないことが多々あります。迅速検査はこのいても悪さをしていないものまでひっかけてしまいます。
よく診察室で院長がお話していますが、幼稚園・保育園で元気に登園しているお子さん、一クラスまるっと検査したら、2-3人は溶連菌が引っかかる、そのくらいにいても悪さをしていない溶連菌は普段からいる、とのことなんです。
なので、臨床所見が揃って初めて検査するものであって、周囲流行があるからと言ってやみくもに検査するものではないとのこと。
溶連菌感染症の場合、抗生物質を内服することでだいたい1日くらいで解熱します。つまり、抗生物質を服用し始めてから2日以上熱が続くということは、溶連菌はいるだけでそこからの発熱ではなかった可能性が高い→他の病気を考えなければならない、とのことです。
ただ、いても悪さをしてない溶連菌であっても、一度飲み始めた抗生物質は最後まで飲み切る必要があります。
溶連菌 と言われる人が増えているようです。個人的には絶対違うだろうという人がほとんどですが。
溶連菌の一般的な説明は図の通りです。大事なのは、「本当に溶連菌が悪さをしているかどうか」であり、溶連菌感染症 が疑わしい所見があって初めて検査を検討することです。
また、溶連菌と診断されて抗生剤を内服しているにもかかわらず発熱が続く場合、溶連菌が原因でなくむしろほかの病気を鑑別する必要があります。
ガイドライン通りの診察をしていない医師ほど抗生剤を処方しがちという論文もあります。きっちりとした診断をつけることが大事、だと思います。
blog担当補足
イラスト内にもありますが、溶連菌はいても悪さをしていないことが多々あります。迅速検査はこのいても悪さをしていないものまでひっかけてしまいます。
よく診察室で院長がお話していますが、幼稚園・保育園で元気に登園しているお子さん、一クラスまるっと検査したら、2-3人は溶連菌が引っかかる、そのくらいにいても悪さをしていない溶連菌は普段からいる、とのことなんです。
なので、臨床所見が揃って初めて検査するものであって、周囲流行があるからと言ってやみくもに検査するものではないとのこと。
溶連菌感染症の場合、抗生物質を内服することでだいたい1日くらいで解熱します。つまり、抗生物質を服用し始めてから2日以上熱が続くということは、溶連菌はいるだけでそこからの発熱ではなかった可能性が高い→他の病気を考えなければならない、とのことです。
ただ、いても悪さをしてない溶連菌であっても、一度飲み始めた抗生物質は最後まで飲み切る必要があります。


