タイトルの通り、4月9日は語呂合わせから「子宮の日」なんだそうです。

(「しきゅうのひ」を変換したら「支給の日」と給料日みたいになったのは内緒です)


今日の朝日新聞にこんな広告が出ていたのを見た方もいらっしゃるかと思います。


子宮の日




子宮頸がんワクチン啓発の広告です。
広告を出したのは、みんパピ!という子宮頸がんワクチンの啓発をされている有志団体です。
ぜひ見ていただければと思います。


子宮頸がんワクチンは今でも定期接種の対象ワクチンなのですが、対象者に接種できるという連絡が行かないという異常事態になっています。

(このやり方、「定期接種のワクチンからは外さないけど連絡はしないよ。対象年齢から外れたとしても国は定期接種にしていたのだから接種できなかったとしても自己責任ね」という感じにしか見えないのが腹立たしいのですが)

今年こそは現状が解決されるかと期待していたのですが、今年も残念ながら対象者に問診票が送られないようです。


送られないのであれば、ここで通知させていただきます。

・定期接種の対象は、小学6年生から高校1年生の女性です。

・定期接種の対象の方でしたら、当然お金はかかりません。

・接種は計3回、初回と3回目までに6か月の間隔をあける必要があります。
 逆算すると高校1年生の9月には接種を開始すればお金はかからないよ、ということです(厳密には何とかできないこともないのですが)


子宮頸がんワクチンと報道の関係につきましては、過去のブログをご参照ください。


改めて言います。当院では子宮頸がんワクチンの接種を強くお勧めします。

定期接種の対象の方はもちろんのこと、定期接種の対象から外れた方でも、一度ご相談ください。