7月に入ってから当院にお越しの方はご存知かと思いますが、7月から院内トリアージを行っております。発熱のある方とそうではない方の待合を分けております。

 実際にどのようになっているかといいますと、入口のところにこんな感じのスタンドが設置してあります。

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(パンフスタンドを再利用して作りました。あるものを有効活用なのです。アルコール消毒液も設置しています。)

そして、一番上にはこんなお願いが書いてあります。

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お熱で来院される方へのお願いが書かれています。

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ボタンを押していただいて、椅子に座ってお待ちください。スタッフが問診票と体温計を持って受付しにまいります。書きあがった頃合いに看護師がお話を伺いにまいります。お話を伺ったあとに、お待ちいただくお部屋にご案内します。

直近の流行状況でお熱のある方とない方、お待ちいただくお部屋は変わりますが、別のお部屋でお待ちいただいております。また、動線が交わらないように、スタッフ用の廊下を利用して診察室に入っていただいております。ちょっとしたバックヤードツアーですね。

(2022.7.30追記:この当時はこのような形でしたが、現在は発熱の方は外廊下でお待ちいただいております。診察室も隔離診察室を使用しております。そのため、記事:発熱外来について をお読みいただき、お越しください。)

このような形でご案内しています。
これにともない、院内トリアージ加算をいただいております。医療券(マル乳・マル子)の方は変動はありませんが、3割負担の方はいつもより負担額が多くなることがあります。ご理解のほどよろしくお願いいたします。


このご案内をだすことになり、入口にご自由にお使いいただけるアルコール手指消毒剤を設置させていただきました。よくあるプシューと噴霧する形では出てきません。液状で出てきます。噴霧の際、そばにいるお子さまの目に入らないように、このような形態ででるポンプにしています。

小さなお子さまが、ご自分ではできないように少し高めに設置しています。親御さんが出してあげるようにしてください。(追記:そのまま小さなお子さまに自分で押させているケースが多々見受けられましたので、低い位置にもう一個設置しました)

出る量はお子さま基準で調整してありますので、手の大きな大人の方が使用される際は適宜回数を調整してご利用ください。

ちなみに、ボトルは無地のポンプですが、ちゃんとアルコール手指消毒剤が入っていますのでご安心を(実は以前、他のお店でアルコール消毒液と書かれたボトルで中身が次亜塩素酸水ということがあったようでして。塩素で手が荒れやすい方が知らずに使って真っ赤になってしまった、ということがあったようです。中身詐欺は事故の元なので、ちゃんと明示していただきたいな、と思うこのごろです。)