ばば子どもクリニック

東京都羽村市の小児科医院、ばば子どもクリニックです。
院長のコラムや、スタッフの小噺、クリニックからのお知らせをを掲載しています。
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ばば先生のコラムリスト集

過去のばば先生のコラムのリンクをまとめて掲載してあります。

ばば先生のコラムリスト・その4


ばば先生のコラムリスト・その3

ばば先生のコラムリスト・その2

ばば先生のコラムリスト・その1

ばば先生の子宮頸がんワクチンに関するコラムリスト 

補完食(離乳食)のおはなし

最新のブログはこの下の記事からになります。

溶連菌感染症(インスタグラムまとめ)

インスタグラムからの記事の転載です。

溶連菌(1)


溶連菌(2)


 溶連菌 と言われる人が増えているようです。個人的には絶対違うだろうという人がほとんどですが。
溶連菌の一般的な説明は図の通りです。大事なのは、「本当に溶連菌が悪さをしているかどうか」であり、溶連菌感染症 が疑わしい所見があって初めて検査を検討することです。

また、溶連菌と診断されて抗生剤を内服しているにもかかわらず発熱が続く場合、溶連菌が原因でなくむしろほかの病気を鑑別する必要があります。

ガイドライン通りの診察をしていない医師ほど抗生剤を処方しがちという論文もあります。きっちりとした診断をつけることが大事、だと思います。


blog担当補足
イラスト内にもありますが、溶連菌はいても悪さをしていないことが多々あります。迅速検査はこのいても悪さをしていないものまでひっかけてしまいます。

よく診察室で院長がお話していますが、幼稚園・保育園で元気に登園しているお子さん、一クラスまるっと検査したら、2-3人は溶連菌が引っかかる、そのくらいにいても悪さをしていない溶連菌は普段からいる、とのことなんです。

なので、臨床所見が揃って初めて検査するものであって、周囲流行があるからと言ってやみくもに検査するものではないとのこと。

溶連菌感染症の場合、抗生物質を内服することでだいたい1日くらいで解熱します。つまり、抗生物質を服用し始めてから2日以上熱が続くということは、溶連菌はいるだけでそこからの発熱ではなかった可能性が高い→他の病気を考えなければならない、とのことです。

ただ、いても悪さをしてない溶連菌であっても、一度飲み始めた抗生物質は最後まで飲み切る必要があります。

フルミスト(インフルエンザ経鼻ワクチン)の在庫状況について

インフルエンザ経鼻ワクチン、フルミストですが、現在院内在庫のすべてにご予約いただいている状態です。

10月中は難しいのですが、11月頭にまた少量入ってくる予定です。入り次第在庫が補充されますので、フルミストの接種を希望される方は、予約をまめにトライしてみてください。

ニュースで取り上げられているからか、今年もフルミストを希望される方がいらっしゃいます。
昨年からの変更点としましては、全くインフルエンザにかかったことがない、予防接種もしていない方の接種も1回でよい、とのことです。ただ、院長は、できれば初回は注射をおすすめしたい、とのことです。

また、今年の接種の場面でもたびたび起こっていることですが、すでに何かをされるんじゃないか、という恐怖から大泣きしてしまい、効果が厳しくなってしまうお子さんがいらっしゃいます。

泣いて鼻水がたくさん出てしまうと、効果がしっかりでなくなってしまいます。
お子さんの性格をよく見極めて、選択していただくのが良いかと思います。
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